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ジュリアン・メイエー アルザス メール・エ・コキアージュ 2014


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商品コード : 6382   
価格 : 2,100  [税別]  21ポイント
定価:2,550円
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商品詳細

【生産地】フランス アルザス

【ブドウ品種】シルヴァネール90%、リースリング10%
【タイプ】白・辛口
アルザス地方の首都ストラスブルグより南コルマール方向に下った所にノータンテールという村があります。
何とワイン通り(Route du Vin)という素敵な住所なので、訪問する前からワクワクです。
だって知る人ぞ知る‘ジュリアン メイエ’はビオディナミ実践者の間では有名にもかかわらず、雑誌などの媒体が嫌いで、一切マスコミに出ていない醸造家なのです。
勿論、今、信頼性の高い『Classement』にも出ていません。
レベルからすると当然出てもおかしくないほど偉大な醸造家なのですが、サンプルを送らないから出ないのは当然です。例えばプリュレ ロックが出ていないのと一緒で、宣伝する必要のない造り主は、サンプルを送る必要もないのです。

その幻の醸造家、噂にはかなり気難しい人と聞いておりました。久しぶりに緊張した訪問です。でも会ってみるとそんな噂とはかけ離れて、学者肌の素晴らしいインテリ醸造家。ビオディナミの実践者で理論ばかり先行しがちに見える昨今、彼の実践の伴った理論には驚かされっぱなしです。勿論、彼の造ったワインは素晴らしいの一言です。彼の所には有名ソムリエや有名レストラン、ワイン評論家が沢山コンタクトを取ってくるらしいのです。でもサンプルワインは送りません。そして会っていない人へのワイン販売は一切行っていないのです。普通は喜んで送るのがほとんどです。でも彼はここに直接訪問してくれた人には喜んで自分のワインを紹介するけれど、郵送で送ったりは絶対にしないそうです。言われてみると正統派な意見ですが、それは理想であって、なかなか実践出来ないのが現状です。でもそれを頑なに行い続けているポリシーの持ち主、ですから噂に尾ひれが付いて、神秘的な存在にさえなってしまうのですが、実際はオープンで職人気質の方であります。

1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどビオロジック農法でした。彼の代に1990年から一部ビオディナミに切り替え、1999年から100%ビオディナミ農法にしました。一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけれど、沢山のワインを飲んでいるうちに自分の中のワイン造りに目覚めたと語っておりました。3人のお嬢様と奥様の5人家族。アメリカにも輸出されロバート パーカーも高い評価を下しております。彼から教わった事は沢山あり過ぎるのですが、素晴らしい名言の中の1つ「土を醸造家が借りている」と言っておりました。大きな自然界の中で、今この瞬間借りさせて頂いている、だからいいかげんな仕事をしてはいけないそうです。私の尊敬する醸造家 パトリック メイエー氏(お父様の名前がジュリアン氏)叉1人増えました。

もうすっかりお馴染みになりました。海のイメージのエティケットの“がぶ飲み”白ワイン。ビオディナミのことで分からない事があると相談する醸造家の1人、私の尊敬するパトリックが、2004ヴィンテージに納得のいくリースリングが出来なくて偶然誕生したワイン。これが評判が良くて、結果毎年造ってもらう事になりました。ジュースはきれい、若干酸味が強いだけでボリュームはあるのに、彼は納得しないのかしら?と相変わらず不思議ですが、アルザスのワインをこよなく愛する彼だから嫌なのでしょう。危険を冒してもSO2はギリギリしか入れておりません。
この値段でこの味わい。絶対にデイリーワインとして楽しんで頂きたい1本です。

(新井順子女史レポート)